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「錆色のアーマ」 -繋ぐ-

新作公演に登場する、魅力的なキャラクターたちを紹介します!

南蛮の血を引く青き目の山の衆。
幼少の頃に姉と共に紀の国に流れ着くが、生活していた村を信長に焼かれ、放浪の末に雑賀の里に入る。その後、黒氷の一族とアーマを完成。その功績と自身の腕っぷしでお頭に上り詰める。本来は平和な山での生活を望んでいる。信長に才能を買われ、仕えながらも信長をいつか仕留めようと画策していた。
よく笑い、よく怒り、よく泣く感情型のタイプ。亡き姉を今でも心の支えにしている。
銃剣一体のアーマ、「麒麟殺し」を使う。
冷静冷酷さは、平将門の怨念が取り憑いているという噂されるほど。
壮絶な家督争いの末、多くの犠牲の上で織田家を継ぐ。深い悲しみを背負いすぎて感情の一部が欠落、冷めた目をしている。家臣を一切寄せ付けぬ謎めいたカリスマ。戦の天才として戦国の魔王の名前をほしいままにする。記憶の中の青い目を追い続けている。
愛刀は神剣を自分用に作り直した鞘無き二対の剛剣「天羽々斬拵え直し神断ち(あまのはばきりこしらえなおしかみだち)」。
雑賀衆の中では、最年長として孫一を影で支える存在。
数十間先の的を確実に仕留める雑賀随一の名手。槍にもなりうる長銃のアーマ、「鳳凰落とし」を扱う。不治の病を抱えており先は長くないが、アーマの力でその進行を抑えている。
蛍火を息子のように可愛がっている。由緒正しい家の出らしい。
小柄な体と小型の特殊な二丁拳銃「烏天狗封じ」を操る。
忍びのような身体能力。実は南朝の帝の血を引く。隠れ里で不遇な生活を強いられているところを、鶴首に救われ、以降鶴首を親のように慕い付いていく。潜在能力は高く、不在だった蛍火の名前を継ぎ、雑賀七人衆に加わる。
義手と義足、五臓六腑のあらゆる場所が銃で仕上がっている。五臓六腑全てがアーマ。
ガトリングガンの様な回転式連発銃「白虎薙ぎ」を操る。銃マニアで自身で銃を考案しては、自分の身に組み込む奇人。雑賀衆を有する紀の国の中でも中枢の一族。
巨漢。五十匁(もんめ)筒と呼ぶバズーカのような銃「玄武砕き」を使いこなせる怪力の持ち主。
根来衆の最後の一人であり元坊主。孫一との戦いの末敗れ、雑賀衆に加わる。心根が一番人間臭い。妻と生まれたばかりの子がおり、家族と自分の第二の故郷である紀の国を大切に思っている。
見た目は女のような美少年。変装の達人。
暗闇でも見える視力の持ち主。情報を集めたりするのも得意。人を惑わせる小銃のアーマ「朱雀惑い」を使う。名家の出だが、国を滅ぼされ、一族を皆殺しにされそうになったところ、一人生き残る。その後、孫一と出会い、雑賀の里に入る。孫一が運命の相手と割と本気で思っている。双子の姉が居た。
かつて平安京を荒らした伝説の兄弟鬼の弟。
討伐され、十年以上封印されていた。ある目的からあらゆる国を渡り歩いては一族を皆殺しにしてきた。在昌によってその封印を解かれ、兄の酒呑童子の協力により受肉。在昌に従う。が、全ては日本を妖の世界とするため。二対の妖剣「十握剣(とつかのつるぎ)」を操る。
雑賀衆を有する、紀の国をまとめ上げる裏衆、八咫烏の筆頭。
どの国にもまつろわぬ、という紀の国の理念を受け継ぎ、国のためにその命を捧げる。真面目な性格であり、その地位からか尊大に振る舞う。孫一に対してライバル意識を燃やす。アーマの源流でもある龍脈を操るアーマ「応龍生殺(おうりゅうせいさつ)」を使う。その強大な力は使うたびに命を削る。
かつて平安京を荒らした伝説の兄弟鬼の兄。
弟の茨木童子の復活を条件に、在昌に従う。本人としては殺し合いの中に居ることが第一であり、人間が研鑽した力を叩き潰すことに快感を覚える。歴史マニア。大剣「大量(おおはかり)」を振り回す。
元々は朝廷に仕える勘解由小路の出。
しかし自分の知識欲を満たすために、魂を操る外法に手を出し、家を追放される。その後全国を放浪、さらには南蛮を渡り歩く。明の秘密結社、阿頼耶識の一員となり、術を完成させる。全ての命が渡る龍脈の力が集まるのが日本と知り、再び日本に戻り、己の知識を満たすためだけに戦争を利用する。
羽柴秀吉の養子。病弱だが父秀吉と共に戦場に立つことを夢見る。
自身を実の息子のように扱ってくれた父に、ご恩を返そうと思いを馳せる。献身的な性格。生まれついて病弱な身であることを呪っている。勉強家であり、剣の腕、戦の手腕に関しては素晴らしい実力を持つ。在昌の謀略に巻き込まれる。
あらすじ

そこは、あの時。あの場所。本能寺、織田信長と雑賀衆たちが炎に分断された直後。
炎の中、ひとり佇む信長の元に、人ならざる影が現れる。
そこから繋がり始める、新たなる錆色の物語。

本能寺より帰還した最強の傭兵集団、雑賀衆の孫一たち。
そこへ雑賀の里を含む紀州惣国を取り仕切る男、藤白が孫一に呼び出しをかける。
それは紀州惣国の恒久の平和を繋ぐためであった。
一方で天魔王・織田信長の死は瞬く間に広がり、戦国の世は新たな局面を迎える。
信長の地盤を継ぐ羽柴秀吉の裏には、この世の理を喰らい尽くさんとする陰陽師、賀茂在昌の姿があった。
在昌に唆され、秀吉は最愛の息子秀勝の命を繋ぐため、アーマを、孫一を手に入れようとする。

そして全てを奪われた信長は、薄れていく意識の中で、孫一の青い瞳の記憶を辿る。
孫一を中心に全てが繋がっていく、真実の歴史の物語。

<期間・劇場>
【東京】
2019年6月6日(木)~6月16日(日)
天王洲 銀河劇場
【愛知】
2019年6月22日(土)~6月23日(日)
岡崎市民会館 あおいホール
【大阪】
2019年6月27日(木)~6月30日(日)
梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

原案:「錆色のアーマ」プロジェクト
脚本:高殿 円
演出・上演台本:元吉庸泰
音楽:田口囁一
振付:當間里美

<出演>
佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS) 増田俊樹

荒木健太朗
永田崇人
平田裕一郎
章平
神里優希

今井 稜
大沼優記
西田健二
橋本有一郎
服部 悠
冬川耕佑
宮垣祐也
若宮 亮

佐藤永典
石渡真修
田中しげ美

丘山晴己

玉城裕規

<チケット情報>
チケット好評発売中!
チケット料金:8,500円
(前売・当日共/全席指定/税込)

<主催>
【東京・大阪】ネルケプランニング
【愛知】岡崎市民会館 指定管理者 一般社団法人 岡崎パブリックサービス

※「錆色のアーマ」の【錆】の字「つくり」下部分は【円】が正式表記です。